イオンで買い物をしていると目に留まった【のんびりふんわり白ビール】。
シロクマがハンモックでうたた寝をしている横からビールを運んでくるシロクマがとても可愛くて思わず買ってしまいました。
シロクマのイラストは缶の裏に描かれているのですが、缶の表にはエチゴビールという文字の上にビールを持ったヤギのイラストが描かれています。
缶の上の方に小さく「全国第一号地ビール」と書かれていますが、もっとアピールしても良いんじゃないかと思いました。
過去に地ビールブームがありましたが、地ビール製造第一号ですよ?第一号!
白ビールというのも気になります。
色々調べてみました!
Contents
のんびりふんんわり白ビールはどこで作られているの?
のんびりふんわり白ビールは新潟県新潟市にあるエチゴビール株式会社が製造しています。
エチゴビール株式会社は2000年(平成12年)創業です。
1994年の酒税法改正によりビール製造免許を取るのに必要な最低製造量が大きく引き下げられたことで、中小の造り手によるビール製造が可能になりましたが、日本で初めての地ビール(クラフトビール)製造メーカーとなったのがエチゴビールです。
エチゴビールのホームページには
1970年代後半から80年代にかけて、エチゴビールの創業者は日本を離れ欧州で演劇家をしていました。イタリアのローマを拠点に舞踊などを学び、演劇や映画に出演する日々を送る中で、絵本作家のドイツ人女性と出逢いました。バカンスシーズンは彼女の故郷レーゲンンスブルグへ遊びに行き、そこでドイツの豊かなビール文化を体験したのです。そして後に、これを故郷の新潟から日本に広めたいと考えたのが、エチゴビールの起点です。
エチゴビールのトレードマークであるビールを片手に微笑む雄ヤギのイラストはその絵本作家の女性によるものです。雄ヤギはドイツやチェコでは多産・豊作・商売繁盛のシンボルです。
と書かれています。
エチゴビールHPには他にも【飲み手であるお客様のドラマを、精一杯応援したいと思っています】と書かれています。
演劇家をされていた創業者らしい想いが込められています。
以下は原材料や成分についてです。
■製造元:エチゴビール株式会社
■原材料名:小麦麦芽(フランス製造)、大麦麦芽、ホップ
■アルコール分:5%
■内容量:350ml
■味わい:やわらかな口当たり、爽やかな香り
グラスに注ぐとこんな感じです。
色味は薄めですね!爽やかな香りが漂います。
白ビールについて
エチゴビールののんびりふんわり白ビールは名前の通り白ビールです。
白ビールとは小麦の使用割合が50%以上で醸造された薄い色のビールの事です。
ドイツのヴァイツェンやベルギーのヴィットという白ビールが有名ですが、こののんびりふんわり白ビールはヴァイツェンのタイプになります。
ヴァイツェンとは小麦の使用割合が50%を超えたドイツの伝統的ビールで、苦みが弱くフルーティな香りが特徴です。
やわらかな口当たりとノド越しで飲みやすく、のんびりふんわり白ビールという名前にピッタリのビールです。
日本で大手メーカーが製造しているビール(スーパードライや一番搾り等)はピルスナーというタイプで主に大麦を使用しています。
大麦と小麦はひげの長さや含まれるたんぱく質の成分に違いがあります。
まず見た目に関してですが、上の画像の様にひげの長さに違いがあります。大麦の方がひげが長いです(例外もあり)。
続いて成分の違いですが、大麦に含まれるたんぱく質は「ホルデイン」というもので吸水性があります。
小麦に含まれるたんぱく質は皆さんも1度は聞いたことがある名前「グルテン」で、粘り気を出す性質があります。
微妙な成分の違いがビールの味を全く違ったものにします。
のんびりふんわり白ビールを飲んでみた!
缶をプシュっと開けた時に爽やかな香りが飛び出してきます。
大手メーカーのビールとは違う独特の香りで、グラスに注ぐと泡立ちが良いのでこぼれない様に慎重に注ぎました。
色は黄金色ですが若干薄く、濁っています。
それでは飲んでみます!
ゴクッ!ゴクゴクっ!
・・・
カアッ!ウマい!!
モコモコの泡の下からやわらかな口当たりで苦みの少ないビールがコンニチワ!
ピルスナータイプを日々飲んでいますので全然違う口当たりと味に感動します。
苦みが弱いのでゴクゴク飲めますし、いい香りがくつろいだ気分にさせてくれます。
仕事を忘れて落ち着きたい時にピッタリのビールです。
色々な料理やおつまみにも合いそうですのでいくつかビールと一緒に合わせて食べてみました!
色々なおつまみとのんびりふんわり白ビールの相性
■ 枝豆 セブンイレブン
ビールに枝豆は定番の組み合わせですが、定番がゆえに真剣に食べ合わせて感想を伝える事は皆さまも無かったかと思います。
どうせのんびりふんわり白ビールに枝豆は合うと思うのですが、試してみました!
レンジでチンして枝豆をほくほくにして、冷えたビールと合わせてみました。
枝豆をパクッ!!
うん、塩気があってホクホクで美味しい!
すかさずビールを・・・
ゴクリ!
・・・
やっぱ美味しい!!
枝豆の塩気を白ビールが洗い流してくれます。
塩気を味わった後なので若干の甘味をビールから感じられます。
枝豆⇒白ビール⇒枝豆⇒白ビール・・・という具合にずっと飲み食べ続けられますw
枝豆は体にもやさしいんですね!
のんびりふんわり白ビールで泥酔して二日酔いになりたくないので枝豆を食べて酔いにくくしたいものです。
枝豆はビールに、合う!
■ 缶つま 鮭ハラス
我が家に常備している缶つまシリーズの中から【鮭ハラス】をチョイスしてのんびりふんわり白ビールと合わせてみました!
白ビールのパッケージにはシロクマが描かれています。
クマといえば・・・鮭!
それだけの理由で選んでみました!
缶を開けると2.5cm~3cm角の鮭ハラスが入っていました(缶ごとに違う?)。
燻製油にひたひたに浸かっているのですが、匂いがね・・・ちょっと苦手かも(汗)
魚の油が発酵したような不思議なにおい。
まずは鮭ハラスを食べます!
パクっ!
モグモグ!
まずまず美味しい。
すかさずビールを!
ゴクっ!
・・・
おっ・・・おう。
そんなに合わないかな(汗)
鮭ハラスの香りと味が独特なので、爽やかで苦みの少ない白ビールとギクシャクしてる感じがしました。
■ プレスバターサンド
最後に合わせたのは株式会社BAKEが作っているプレスバターサンドです。
嫁が買っていたのですが、直感で白ビールに合うと思ったので合わせてみました!
お皿に置いてみるとこんな感じです。
この焼き菓子、外は固めのクッキーですが、中にクリームとキャラメルが入っています。
サクサクの食感とトロトロの食感、そして3種の甘味を味わえます。
(3種の甘味⇒クッキー、クリーム、キャラメル)
それではいただきます!
がじり!
ザクザク!(外側)
あっ、トロトロ
・・・
そとサクなかトロや~
あま~~い!!
結構固いのですが、それを乗り越えると極楽が待っていますw
すかさずビールを飲む!
ゴクリ・・・
んんんんんんんん
・・・
・・・
んまあああい!!
今日の1番出ました。神。
あんまり期待してなかったですが、とても合います。
プレスバターサンドのトロトロの甘味を味わった後、白ビールの爽やかな香りと少しの苦みが心地よい!
白ビールを飲んだ後は口内がリフレッシュされ、バターサンドをかじると甘さが際立ちます!
のんびりふんわりっていうゆるい空気感にもバターサンドのお菓子が合います。
白ビールを飲んで、バターサンドを食べてボーっとしたり音楽聴いたり・・・ささやかな幸せを感じられるかも。
まとめ
ラベルの可愛さにつられて買ってみた【のんびりふんわり白ビール】ですが、爽やかな香り、優しい口当たり、苦み少なめなのでほっとしたい時や休日にぴったりの飲み物だと思いました。
日本で初めての国内地ビール(クラフトビール)製造となったエチゴビールですが、他にも様々なクラフトビールを製造していますので詳しくはHPをご覧ください!
エチゴビール-エチゴビール株式会社 (echigobeer.com)
それではみなさん、二日酔いと食べ過ぎに気を付けてお酒を楽しみましょう!