今回の酒とぴあはふくら印【たらの子味付】を食べた感想&お酒と合わせた感想をお伝えします!
よく通っている酒屋で気になる缶詰を発見しました。
それは真っ赤な缶詰にグロテスクなたらの子がデザインされているちょっと気持ち悪いものでした。
それでもどんな味なんだろうか?という好奇心が勝り、思わず買ってしまいました。
たらこやイクラ、シシャモっ子など私は魚卵が大好きなのですが、たらの子の缶詰を手に取るとずっしりと重たい感じでしたので、たっぷり魚卵が食べられるぞとテンションが上がりました。
それではふくら印たらの子について色々ご紹介いたします!
Contents
どんな会社が作っているの?
【ふくら印たらの子缶詰】は石川県にある株式会社シンヤという会社が製造しています。
株式会社シンヤはお吸い物最中や和惣菜、惣菜缶詰などを石川県の金沢市にある直営店【ふくら屋】で販売しており、たらの子缶詰は特に人気の商品です。
たらの子缶詰が製造されているのが何と大正12年(1923年)からで、しかも長年の経験を持つ職人により手づくりで製造されているとの事です。
たらの子缶詰にはアラスカ付近を回遊する、大きな天然の真鱈の魚卵を使用しています。
硬すぎたり柔らかすぎて散ってしまわないように、魚卵として熟しているぎりぎりの時期である2月~3月の魚卵を厳選して使用しているとの事です。
ちなみに石川県、福井県、富山県以外での販売はほとんどしていないとの事です。
石川県で作られていますが特に福井県でたらの子缶詰は人気との事です。
過去には日本テレビの【秘密のケンミンSHOW】やTBSの【あさチャン!】にも取り上げられています。
以下金沢ふくら屋の場所です!
たらの子味付の特徴は?
たらの子の気になる味付けですが、ふくら屋さんのHPに記載がありました。
厳選された、巨大な真だらの子を、金沢大野の醤油で作った、秘伝のタレにて炊きあげられてます。
醤油の利いた、甘めの味付けは、ご飯にも、お酒にも合い、世代を超えて愛されてきました。
一口食べると、どこか懐かしいような味わい。
ご飯にかけると、いつの間にか、何杯でも食べてしまいます。
ご飯にもお酒にも合うとの事なので早速お酒に合わせてみようと思います。
■内容総量:170g
■固形量:130g
■原材料:真鱈の卵(米国)、砂糖、醤油、発酵調味液/調味料(アミノ酸等)、(一部に小麦、大豆を含む)
■賞味期限:各缶毎に記載
■栄養成分表示:100gあたり
エネルギー:172 kcal、たんぱく質:18.5g、脂質:1.2g、炭水化物:21.7g、食塩相当量:3.8g
(※この表示値は、目安です。)
実際に食べてみた!
注意
たらの子の開缶には缶切りが必須です!必ずご用意下さいね!
たらの子の開缶には缶切りが必要です。
100円ショップで缶切りやマルチツールという便利なものが販売されていますので事前にご用意くださいね!
それでは開けていきます!
缶の外に缶切りをひっかけて、缶の内側に缶切りの尖った部分を刺してキコキコ開けていきます!
それではフタを開けますね!
パカッ!!
想像以上にたらの子がギッシリ入っていました。
これはひとりで食べるより家族みんなで食べた方が良い量かもしれません!
甘辛く炊きあげられた香りが食欲をそそります!
ちょっと盛り付けてみますね!
それでは食べてみます!
パクっ!モグモグ!!
・・・
シャクプチうまし!!
甘辛いたらの子をかみしめるとシャクシャクプチプチとした食感。
咀嚼が快感になります!
味付けは濃いめの甘辛で、ご飯に乗っけて食べたくなりました。
それでは続いてお酒に合わせて食べたいと思います。
お酒と合わせて食べてみた!
■ 久保田純米大吟醸 朝日酒造株式会社
日本酒好きなら知らない人はいない【久保田】ですが、萬寿や千寿といったブランドとはまた違った新しい久保田をたらの子に合わせてみました。
久保田純米大吟醸は、ほんの少しだけ色づいていますが、無色透明に近い色です。
蛇の目に注ぐとトロピカルなフルーツの香りが漂い、本当に米と水から出来ているのか?と驚かされます。
たらの子と久保田純米大吟醸のセッティングが完了しました。
お気に入りの備前焼のぐい飲みに注いで飲みます!
それではいただきます!
パクッ
モグモグ
・・・
ああ、やっぱりたらの子うまい!
すかさず日本酒を。
ゴクッ!
・・・
味は合うけど・・・あれ?
甘辛いたらの子と久保田大吟醸の味は合いました。
しかし、シャクシャクプチプチとした食感が結構口の中に残り、日本酒を飲み干した後に口内に残ったたらの子が味気なく感じてしまいました。
予想では完全に合うと思っていたのですが、まさか食感の面で相性が良くないと思いました(個人差あり)。
ちょっとひらめいたので別のパターンを試してみました。
それはご飯に乗っけて食べた後に日本酒を飲む事です。
パクっモグモグ!
・・・
・・・
・・・
うんめ~~!こっちの方が日本酒に合う!
ご飯に乗っけた事で甘辛いけどあっさりとしたたらの子の旨味が引き立ちました。
ご飯がある事でたらの子とご飯が結び付き、口内に残りにくくなるので日本酒を飲んだ後に比較的食感が残らず清々しいです。
ご飯と日本酒の相性も良いので、日本酒にたらの子を合わすならご飯も一緒に食べた方が良いかと思いました。
たらの子+ご飯+日本酒=エクスタシー
■ 本格焼酎黒麹仕込 佐藤 佐藤酒造有限会社
日本酒の久保田に続き、芋焼酎で黒麹仕込みの【佐藤】とたらの子を合わせてみました。
焼酎好きなら知らない人はいない【佐藤】ですが、今回は【黒】の方です。(黒以外にも色々な種類があります)
佐藤のラベルは黒ですが、グラスに注ぐと無色透明でスッキリとした爽やかな香りが拡がります。
アルコール度数は25度と高めですので飲みすぎ注意です。
今回はロックで飲みました!
それではいただきます!
たらの子をパクっ!
モグモグ
・・・
何回食べても美味しい!
そして芋焼酎を・・・
ゴクッ!
カアアアアッ、佐藤さん素敵!!!
美味しい。
甘辛く味付けされたたらの子、シャクシャクプチプチとした食感を味わった後に芋焼酎の佐藤を口内へ流し込むと一瞬で佐藤の良い香りとほんのり甘みが拡がります。
甘辛い味と佐藤が非常に合います。
そして不思議な現象が起きます。
口内のあちらこちらに残るたらの子が、佐藤を飲んだ後、気にならなくなります。
まるでクラス中で騒いでたたらの子ちゃん達が佐藤先生にまとめられてクラスが一体となる感じ。
なぜ芋焼酎だと大丈夫で日本酒だと口内が気になるのか?アルコール度数の問題?蒸留酒だから?色々勉強していきたいと思います。
佐藤の黒とたらの子は合う!
■ スーパードライ アサヒビール株式会社
最後に合わせたのはアサヒスーパードライです。
言わずと知れた大人気辛口生ビールですが、たらの子と合うのでしょうか?実際に合わせて飲んでみました!
たらの子は甘辛い味付けなのですが、どうしても最後にパサつきを感じます。
それを補うために、マヨネーズを合わせてみました。
明太マヨネーズはもはや定番ですが、たらの子にも合うはずです。
それではいただきます!
パクっつ
・・・
・・・
こっ、これは!
うまい!
甘辛い味とマヨネーズはめちゃくちゃ合う!
たらの子に油分とコクがプラスされて旨味が増します!
すかさずビールを!
ゴクリ!
・・・
カアーーーーーッ!ウマい!
生ビールのシュワシュワ感、のど越しがたらの子に合います。
佐藤はたらの子をまとめる、ビールはたらの子と一緒にはじける感じですね。
シャクシャクプチプチとしたたらの子とシュワシュワゴクゴク飲めるビール、ビールはたらの子の上級生で一緒に運動会ではしゃぎまわるイメージです。
生ビールは色々な食べ物に合うのですが、たらの子にもまずまず合うと思いました。
生ビールはたらの子に合う!
まとめ
北陸地方で愛される【ふくら印のたらの子缶詰】、あまり知られていないだけで全国で販売されたら大人気になること間違いなしです。
お酒に合わせても美味しいのですが、ご飯に乗っけて食べると美味しさが倍増する感じでした。
ちなみに今回は日本酒、芋焼酎、生ビールと合わせて結構な量食べましたが、まだ半分以上たらの子は残っていました。
それだけ量が多いですし、600円前後で買えますのでコスパも高いです。
もし見かけたら一度お買い求めいただきたいですし、ネットでも手に入りますので気になる方は取り寄せてみて下さいね!
それでは皆さま、二日酔いと太りすぎに気を付けてお酒やおつまみを楽しみましょう!